中日3-0ベイスターズ
勝投 小熊(2勝)
敗投 モスコーソ(1勝1敗)
本塁打 高橋(モスコーソ2号)
かつて落合前監督は2010年交流戦の西武戦において敗れた際、相手先発涌井を「でも、涌井っていい投手だよな。感情を一切表情に出さないのがいい。今は感情を表に出す選手が多い中、涌井は淡々と投げている。」と
自軍の選手のように褒めちぎった。たしかに球界全体を見渡してもピンチを切り抜けたさいなどに雄たけびを上げたり、派手なガッツポーズを決める選手がほとんどだ。昨日先発の若松も、リリーフの田島、福谷もガッツポーズをし、雄たけびを上げていた。それが悪い分けでは勿論ないし、個人的には
感情を表に出す選手の方が好きである。しかし今日の小熊はかつての落合監督のコメントが脳裏に浮かぶほど見事に感情の起伏を抑え、淡々とイニングを消化していた。まさにポーカーフェイス。9回最後の打者を打ち取った時でさえ、控えめなガッツポーズで、どこか「やっちまったよ俺」的な感じさえ漂わせていた。
おそらく初めてのお立ち台でもこちらが驚くほど淡々としていて本来、堂上剛のひいきであったことからも感情をむき出しにして戦う選手が好みであるはずの僕でも「こういう投手も面白いな」と思った。
今日はベースターズの過疎打線に助けられた面も多分にあったので、ぜひ来週のカープ戦でも好投して、ローテに入ってもらいたい。
打線の方はというと相変わらず、一進一退が続くだろうが、森野が明日にでも一軍に合流するのではという情報も漏れ伝わってきているので少しはましになるかなと期待しつつ明日は現地で応援してきます。(今期初のライスタ観戦)
最後に高橋周平のホームラン。逆方向にホームランがでたら本物だとずっと思っていたので、この間の満塁ホームランより嬉しかったりもしております
(笑)彼のさらなる奮起にも期待しましょう!