Dragons観戦記

暮らしの中にはいつもドラゴンズがある。愛するドラゴンズについて日々思うことを綴っていきます。

守り勝つ野球

中日3-2讀賣

勝投 大野(2勝1敗)

敗投 高木(1勝1敗)

本塁打 大田(大野1号)


昨日は延長12回引き分けに終わったので、現地から自宅に帰ったらもう日付がかわる時間だったためブログを更新できなかった。今週は今日の試合も含め、投手陣が大変よく投げている。4試合で失点3なのだからこれは褒められる数字だ。強かったころのような粘って粘ってポンと得点し、それを


守りきって勝つという野球ができているし、直倫がショートに入ってから

守備も安心して見ていられるようになった。今日の試合でも直倫がポジショニングの良さといい動きをみせていた。「守り勝つ野球」、ドラゴンズでは


死語になりかけていた言葉が蘇りつつある。ファンとしてはとても嬉しく

強いドラゴンズの復活かなと胸を高鳴らせている。どうか最後まで地味だが

勝つ野球を続けてもらいたい。その先に歓喜の時が待っている。

ポーカーフェイス

中日3-0ベイスターズ

勝投 小熊(2勝)

敗投 モスコーソ(1勝1敗)

本塁打 高橋(モスコーソ2号)


かつて落合前監督は2010年交流戦の西武戦において敗れた際、相手先発涌井を「でも、涌井っていい投手だよな。感情を一切表情に出さないのがいい。今は感情を表に出す選手が多い中、涌井は淡々と投げている。」と


自軍の選手のように褒めちぎった。たしかに球界全体を見渡してもピンチを切り抜けたさいなどに雄たけびを上げたり、派手なガッツポーズを決める選手がほとんどだ。昨日先発の若松も、リリーフの田島、福谷もガッツポーズをし、雄たけびを上げていた。それが悪い分けでは勿論ないし、個人的には


感情を表に出す選手の方が好きである。しかし今日の小熊はかつての落合監督のコメントが脳裏に浮かぶほど見事に感情の起伏を抑え、淡々とイニングを消化していた。まさにポーカーフェイス。9回最後の打者を打ち取った時でさえ、控えめなガッツポーズで、どこか「やっちまったよ俺」的な感じさえ漂わせていた。


おそらく初めてのお立ち台でもこちらが驚くほど淡々としていて本来、堂上剛のひいきであったことからも感情をむき出しにして戦う選手が好みであるはずの僕でも「こういう投手も面白いな」と思った。


今日はベースターズの過疎打線に助けられた面も多分にあったので、ぜひ来週のカープ戦でも好投して、ローテに入ってもらいたい。


打線の方はというと相変わらず、一進一退が続くだろうが、森野が明日にでも一軍に合流するのではという情報も漏れ伝わってきているので少しはましになるかなと期待しつつ明日は現地で応援してきます。(今期初のライスタ観戦)


最後に高橋周平のホームラン。逆方向にホームランがでたら本物だとずっと思っていたので、この間の満塁ホームランより嬉しかったりもしております

(笑)彼のさらなる奮起にも期待しましょう!

若い力

中日1-0ベイスターズ

勝投 若松(2勝)

敗投 今永(2敗)

セーブ 福谷(4セーブ)


本当は試合が行われた日にブログを更新したいのであるが、更新が遅れることをお許し願いたい。さて昨日の試合であるが、先発若松が再三のピンチを持前のメンタルとベイスターズ打線の決定力不足にも助けられ(笑)7回無失点に抑え、日曜のゲームに引き続き1点差で勝利のリレーも決まり、谷繁監督のコメントにもあったように、バッテリーの力で勝てた試合であった。直球のスピードが130前半というプロとしては遅すぎる球速であるが、相手バッターが確実に山を張っていても空振りを奪えるチェンジアップとの緩急で敵を牛耳る若松にはこのまま順調に右のエースとして育ってもらいたい。


打線は遠藤、平田抹消で開幕当初のメンバーとは随分、様変わりしてしまい、かなり迫力不足である。平田の故障離脱は1日でも早く治して戻ってきてほしいとしか言えないが遠藤を早々に見限ったことに関しては谷繁監督の我慢がなさすぎだよなと思うし、長いシーズンを思うと、代役でスタメン出場している松井佑、堂上直のバッティングの不甲斐なさを見ると選手層の薄さを改めて感じるが、まあ今年は我慢して若手(彼ら二人は若手とは言えないが…)と向き合うシーズンなので、ファンも温かく長い目で見守っていくことにしよう。


さて今日の先発は小熊である。ぜひ若松に続いてもらいたい。