Dragons観戦記

暮らしの中にはいつもドラゴンズがある。愛するドラゴンズについて日々思うことを綴っていきます。

恐怖の8番バッター

勝投 又吉(2勝0敗)

敗投 藤岡(0勝1敗)

本塁打 杉山1号(6回表ソロ)、大島1号(6回表ソロ)、ビシエド8号(8回表ソロ)


我がドラゴンズまたも逆転勝利である。中スポによると今季13勝のうち、8勝が逆転しての勝ちだというからこれはまさに「逆転のドラゴンズ」と評して差し支えないだろう。今や、2、3点の差なら打線がひっくり返してくれる感じがある。首脳陣としては先に先制点を与え、打線が相手先発投手を打てない展開はもどかしさもあるだろうが、リリーフが粘って終盤にひっくり返す展開はファンとしては面白い。ただし、シーズン全体を考えると、先制点を奪うことと、先発投手のさらなる安定が求められることは言うまでもないことだが…



さて昨日の試合、「恐怖の8番打者」杉ちゃんがまたしても決めてくれた。かれは大学時代3冠王をとったバッターであり、確かな打撃技術を持っている。彼がスタメンマスクを被った試合がそのままチームの貯金になっており、桂とのスタメン争いは彼が一歩リード

という状況だ。



さて三連戦の初戦を取ったのだから、調子の上がらないベイスターズ相手にぜひとも3タテといきたい所だが、今日の山井はどうだろうか…

ビシエドの凄さを僕たちは何にたとえよう

中日5-3ヤクルト

勝投 岡田(1勝1敗)

敗投 ルーキ(1勝1敗)

セーブ 福谷(1勝0敗5S)

本塁打 山田7号、ビシエド7号


昨日、後1死の所で2点差をひっくり返され、その流れを引きずったかのように今日のゲームも6回までは二度目の対戦になるルーキー原樹里に打線が抑え込まれ、昨日とは逆に2点ビバインドで迎えた8回。先頭代打藤井が内野安打で出塁、二つの四球を挟み、1死満塁最高の場面で最高の打者ビシエドが最高の結果を出し、昨日の逆転負けから続く、重い空気を一掃した。



これぞ4番の働きであり、チームの空気を一振りでかえられるのが大砲の魅力であり、これこそこの三年間チームに不足していた要素で、ずっと我々ファンが求めていたものなのだ。先週の日曜もビシエドの一振りで



チームは勝ちを手にした。はっきり言おう。私がプロ野球を見始めてから今年で10年目に突入するが、ウッズ、ブランコ、ルナと10年間のドラゴンズベスト3に入る助っ人外国人選手の誰とも違い、そして間違いなくNO1である。ウッズ、ブランコよりもスイングが鋭く、同じくらい遠くに飛ばすパワーがあり、そしてルナのような選球眼、ミート力がある。完璧である。



早くも来季の残留が気になっているのは私だけではないだろう(笑)それにしても本物のメジャーリーガーのプレーが見れている我々は幸せである。その凄さはほかにたとえようがない。










切り替えて明日‥

中日5-7ヤクルト

勝投 ペレス(1勝0敗)

敗投 岩瀬(0勝1敗)

本塁打 山田(3回吉見6号ソロ)、ナニータ(3回小川1号2ラン)、バレンティン(9回福谷5号ソロ)、中村(9回岩瀬3ラン)


後1死をとるために投入された岩瀬がその1死を取ることができず、逆転負けを喫した。岩瀬が中村に打たれたボールは曲がりきらずど真ん中に入ったスライダーで、打たれても仕方のない甘いボールだった。後、1死の場面で福谷を降ろし、岩瀬を投入した采配については何を言っても結果論になってしまうので論評しないが、結果的に福谷、岩瀬共にダメージを受けてしまい何とも後味の悪い敗戦になってしまった。



しかしこのようなゲームはたとえ強いチームでも年に数回はあるものなので、続けないように切り替えていくしかないだろう。