Dragons観戦記

暮らしの中にはいつもドラゴンズがある。愛するドラゴンズについて日々思うことを綴っていきます。

山井は山井だった

中日3-7阪神


勝投 能見(1勝)


敗投 山井(1敗)


ゴメス(山井1号)

ビシエド(能見2号)


今日書いたブログにオープン戦で調子が上がらなかった山井だが、ベテランだけに修正してくれるだろうと期待も込めて今日のブログに書いた。しかし結果は…ベテランとは思えないほどコントロールが悪く、ことごとくボールが真ん中近辺に集まってきた。何度もテレビの前で「あ、やられた」と叫んだが、阪神の打者もなかなか捉えきれず5回までは2失点に抑えていた。だがプロはそんなに甘くない。ゴメスに甘いボールを捉えられ、ザ・エンド。がっかり感しか残らない登板に終わった。


次回登板がどうなるかは分からないが、全く内容がない投球だっただけに37歳のオジサンよりも若い投手にチャンスを与えたい所だが、一軍で投げさせたい若手が今のチームにいないのも現実であり、しかもそんな投手が開幕2戦目に先発登板という我がチームの駒不足も今さらとはいえ泣けてくるものがある。それにしても最多勝まで取った投手がまるで18歳のルーキーのような投球をする様には呆れた…

味噌の付け所のない…

中日5-2阪神

勝投 大野(1勝)

敗投 メッセンジャー(1敗)

セーブ 福谷(1セーブ)

本塁打 ビシエド(8回1点鶴)


いよいよまちに待ったプロ野球が開幕した。このタイミングで何度も始めてはやめを繰り返してきたブログをまたぞろ起動させてみる。またいつ投げ出すかもわからないし、ある日クオリティーががくっと落ちるかも知れない。それでも大きな変革(金本阪神も超変革と言っているが笑)のシーズンになるドラゴンズの戦いを日々、綴っていきたいと思っているのでかつての井端ばりの粘りをみせて頑張って続けていこうと思っている。どうかお付き合い願いたい。さて昨日の試合である。タイトルにもした通り味噌の付け所のない勝利であった。初の開幕投手を務めた大野は本人の談にもあったように相手投手のメッセンジャーとは対照的なスピードを抑えコントロールを重視した「泥臭い投球」で7回3/2、2失点で見事勝ち投手に。特に6、7回と味方が得点をあげた直後、相手に流れを渡さなかったのはさすがエースの投球であり、やはり今年1年大野が軸だとベンチにもファンにも改めて伝わった。本人は2月1日に谷繁監督から開幕投手を告げられたそうで、無事初の大役を務めほっとしているだろう。ファンとしても暗黒期にチームが入りかけているだけにただの1勝とはいえ4年ぶりの開幕白星発進は大変嬉しい。一週間後の投球にまた期待したい。打線の方にも触れておく。高橋周平3安打、ビシエド勝ち越しタイムリー、大島、平田、藤井2安打、チーム合計13安打5得点と打線も味噌のつけようがない。特にビシエドの逆方向にこすったようにもっていった本塁打は衝撃であった。ボール球も堂々と見送っていたし、これはかなり期待できそうだ。最後に個人的に気になったシーンを一つ挙げておく。1点リードの7回表2死満塁の場面で荒木にあっさり代打エルナンデスを送った場面である。確かに以前のように荒木は絶対的なレギュラーではない。昨シーズンも左右によって亀澤との併用だった。しかし今日は開幕戦であり、右のメッセンジャー相手に荒木をあえて起用したはずだ。それでも追加点のために監督谷繁が選んだのは荒木でなく代打エルナンデス…昨年までの谷繁監督だったならあの場面荒木を代えただろうか?私は代えなかったと思う。選手兼任から監督専任になった意味は私達が思っている以上に大きいかも知れない。さて怖いくらいに最高のスタートと切った我がドラゴンズ。私は阪神3連戦は1勝2敗で乗りきれればくらいに思っていたが、高木前監督ではないが、1つ勝てば、2つ、3つと勝ちたくなるもので(笑)今日先発の山井はオープン戦炎上傾向にあったが、そこは最多勝も取ったベテランの修正力に期待しよう。