Dragons観戦記

暮らしの中にはいつもドラゴンズがある。愛するドラゴンズについて日々思うことを綴っていきます。

煮え切らない試合

中日3-3広島


勝投

敗投



昨日は現地観戦だった。カープファンの友人に誘われ、レフトスタンドでの観戦となったが、私の友人含め、周りのカープファンもそして勿論ドラゴンズファンもスッキリしないゲームであった。



先発の吉見は前回同様、決して本調子ではなかったが、2試合続けてゲームを壊さない所はさすが吉見である。その吉見の後を受けた福も6~8回の3イニングをきっちり抑えていたし、田島、福谷、又吉、岡田、阿知羅と延長12回までリリーフ陣が0を刻んだことは光明である。



だからこそ勝てた試合だったと悔やまれる。9回ホームでのクロスプレーの判定がセーフからアウトに覆ったことで流れがきたと思われたが、9回裏、10回裏共にスコアリングポジションにランナーを置きながら、決めきれなかったのは現地で観戦していた身としてフラストレーションが溜まった。



しかし9回、紙一重の所で連続無失点を継続した田島は「運」を持っているし、去年あれだけスタメンに出場しながら、今期はここまでベンチを温めることになっている亀澤の一生懸命さであったり、見るべきものはあった試合であった。



結果的にこの三連戦どちらにも流れがこず、1勝1敗1分けとなったが、セは他球場を見回しても全て競った展開で、実力が拮抗している以上、こういったゲームが今後も続いていくだろうから、昨日のような重苦しいゲームを1試合でも多く取っていったチームがペナントを掴むはずだ。























徳俵で踏ん張った

中日6-5広島

勝投 田島(1勝0敗)

敗投 ジャクソン(0勝3敗)

セーブ 福谷(1勝0敗7S)

本塁打 ビシエド13号(8回裏2ラン)



午前中更新したブログで昨日の敗戦で去年までのドラゴンズが頭をよぎったと書いた。このままズルズルいくと去年のように脱落しかねないとの予感が今日の試合でも7回までは的中したかなと思っていたが、野本、大島、荒木の見事な三連続タイムリーで同点に追い付いたのは見事だった。



そして試合を決めたのは今年から加入したビシエドの一発。徳俵でドラゴンズが踏ん張った。



明日は現地で観戦する。吉見の今季初勝利を期待して‥

デジャヴ

中日 3-6 広島

勝投 ヘーゲンズ(2勝0敗)

敗投 又吉 (2勝2敗)

セーブ 中崎 (0勝1敗9S)

本塁打 中日 ビシエド12号(1回裏2ラン)

広島 小窪1号(4回表2ラン)



先発バルデスが4回小窪に同点2ランを打たれた球いがいは本当に対角線上に丁寧にコースをつく投球をみせていた。7回に球数も120球を超えたが、粘りきりその裏苦しんでいた代打野本がライトの頭上を超える勝ち越しタイムリーを放ち、勝利の女神が微笑んだと思ったのだが‥



8回田島は明らかに去年までの田島に戻ったかのようにボールが暴れていたが、流石20試合も連続で無失点に抑えている投手という所をみせ、福谷にバトンを渡したが、福谷は田島以上にボールが制御不能で同点に追いつかれそして前日のゲームと同じ場面で送り出した又吉が期待に応えられずという最悪に近い負け方となってしまった。



恐らく首脳陣も前日のゲームのダメージを和らげるため又吉をあえて同じ状況で起用したのだろうが、さらに傷口を広げてしまう結果になったことは残念だ。




思い出されるのは昨年甲子園で先発バルデスが9回2死まで1失点に抑えるも後をうけた福谷が昨日のゲームと同じく制御不能で同点にされ、バルデスの勝ちを不意にし、後を受けた又吉が打たれ、サヨナラ負けを喫したゲームである。



先発投手が粘ってゲームを作ってもリリーフが試合を壊してしまう去年を象徴するゲーム。



正に「デジャヴ」又吉と違い福谷はここまでストッパーを何とか勤め上げていたが、昨日の試合で何かが壊れたかもしれない。ここまで堅実な守りをみせていた直倫が草野球のようなエラーで勝ち越し点を与えてしまったことも含めて去年までのドラゴンズが頭をよぎった一夜であった‥